2002.7.82008.7.30

音声で聴く所沢の民話:弘法の三っ井戸


所沢市指定記念物/史跡 指定日:昭和44年(1969)6月27日

金山町交差点近くの東川に架かる橋のたもとにある、コンクリートと鉄柵で囲まれた直径三メートルほどの古い井戸です。
三箇所のうち最も東よりに残された唯一の井戸です。




直径3メートルほどの鉄柵に囲まれているのが井戸です。
現在はここの一箇所しか残っていません。


地下水位が深いため、古来から水利に恵まれなかった所沢に平安時代の高僧、弘法大師の行脚伝説が伝えられています。
大師が仏教を広めるために所沢にも立ち寄り、喉が渇いたので一軒の民家で水を求めました。すると機を織っていた娘は遠方まで
水汲みに行き、大師に差出ました。大師は水汲みに不便なこの地を哀れに思い、3箇所を杖で指し示しました。
村人によって掘られた、その3箇所からはこんこんと水が湧き出し、どんな日照りの時でも水が涸れることはなかったと言われています。

音声で聴く所沢の民話:弘法の三っ井戸





昔のお堂


現在のお堂です。
村人たちは井戸の近くにお堂を建てて弘法大師を祀りました。
毎年、8月20・21日に西所沢町内会によりお祭りが行われています。




建て替え前にはこの石の上にご本尊がありました。
現在はお堂の裏側に置いてありました。




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