2002.10.6



かって「織物のまち」として栄えた所沢は沢山の蔵が建っていました。
最近のまちの新開発により毎年貴重な蔵や見世蔵が消失してゆきます。
表通りからはあまり蔵造りの姿は見えませんが裏道からの見ると未だに多くの蔵があることがわかります。
銀座通りの南側の裏道からの展望は19世紀と21世紀の建物が同時に見られる
ビュー・スポットが残っています。
是非、散歩しながらご覧下さい。

蔵マップは知人の権田さんから頂きました。


蔵造りの店(見世蔵)

共に昭和30年代の蔵の写真です。当時は未だ素晴らしい店蔵が沢山建っていました。
左・金山町商店街 右・ファルマン通りにあった店蔵です。
金山町・倉片呉服店 倉片呉服店の裏にある蔵
金山町・斉源商店 同家の裏にある蔵
元町交差点にある糸傳。肥料商
計画道路のため、曳き家して復元された見世蔵です。
明治時代に道路のはす向いにあった紺出屋という呉服屋から
買取移築したそうです。
元町・齋藤家
明治天皇がお泊りになった旧家
元町・トロッコのある店蔵・佐野屋文房具店 明治時代は織物の染料屋でした。
裏にも土蔵があります。
所沢を代表する糸商・秋田家 店蔵の横から見た塀、地形に沿ってユニークなカーブを描いています。
柏屋陶器店・明治6年建築、呉服屋「斉文」より昭和7年買取
11年に大改修をしました。
川越の蔵造りと同様な意匠で瓦屋根の棟や鬼瓦が大柄で
凝っています。
同家の店蔵に続く住まいで昭和11年の改修時に建てられた
近代和風建築の入母屋二階建の立派な建て物です。
こちらにもトロッコがあります。
すだれや玩具店
正面からはわかりませんが、明治初期に建てられた
見世蔵です。
川金米店・明治時代 裏にも土蔵があります。
古谷採種園・大正末〜昭和初期
蔵造りではありませんが、戦前の典型的な町家です。
以前は「斉嘉」と言う綿屋でした。
軒の瓦の先端に「嘉」の文字が見られます。
坂本屋洋品店・明治時代・黒漆喰の見世蔵です。
大正14年に現在の建物を買取移る。
秋田新道を入った所にある三階建ての珍しい蔵です。
明治〜大正時代に建てられました。
表面は崩れかかっていますが、中は立派に残っています。
元秋田家の糸を置いていた蔵
同蔵の裏側から漆喰は落ちていますが、土壁には麻縄を使用した壁である
ことが一目で解ります。ビル風で傷みも相当進んでいます。
御幸町・横宿・鳥居橋の近くにある港屋質店
明治33年建築
手入れの行き届いた立派な見世蔵です。
老舗・深井醤油店の蔵
正面は旧市庁舎
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