2004.8.18.2011.9.24

所沢織物文化研究会が1930年にレコーディングされ、お座敷等で歌われた「所沢小唄」を
現代風にアレンジした「ところざわこうた２００４」のCDを自主制作しました。

同研究会は、誇るべきふるさと所沢の歴史を若い市民に伝承する活動を行っています。、

8月17日に市内の松井公民館で発表会を開き多くの市民の前でお披露目しました。



原曲の「所沢小唄」は1930年頃に所沢織物協同組合の青年部が夏用の高級お洒落着として考案した織物
「湖月縮・こげつちぢみ」の宣伝も兼ねて作成されたようです。

「ところざわ２００４」は声楽家のあらたに葉子さんの唄で「ヨサコイ・ソーラン」風にアレンジし若い方達にも親しめる
素晴らしいCDが出来上がりました。

発表会の様子をご覧下さい。

この日は婦人団体やレクリエーション連盟の人たちや市民の方達が多数会場を訪れ、
新しいところざわこうたと振付された踊りの発表を待っていました。


　

　湖月縮の着物が飾れた舞台で司会者(佐野康子さん)から
「所沢織物文化研究会」の会長
越坂部三郎会長の紹介からスタートしました。

会長から「湖月縮」の紹介、
「湖月縮」という素晴らしい織物文化があったこと
元歌の「所沢小唄」のレコードのお話

CD作成の経緯のお話

「ところざわこうた２００４」を通じて所沢の素晴らしい文化を
子供から大人まで所沢市民の皆さんと歌い繋いで行きたい趣旨のお話がありました。

　CD作成の発起人の一人である声楽家の牧野俊浩さんから
　歌手のあらたに葉子さんが紹介され、いよいよ歌が披露されました。

ロック調のリズム、笛、太鼓、粋な掛け声、
素晴らしい歌声が会場一杯に広がりました。

振り付けをお願いした劇団鳥獣戯画の石丸有里子さん

　



歌詞にあわせた楽しい振り付けで踊りが披露されました。

子どもたちのミュージカル劇団「にこっと茶ちゃ」のメンバーらが踊りを披露すると盛んな拍手がおこりました。





子供から若者、大人まで誰でも楽しめる素晴らしい踊りの指導もあり

会場に詰め掛けた沢山の市民の皆さんも参加して会場は多いに盛り上がりました。

86歳の会長も踊りに参加

86歳の会長も踊りに参加

　



越坂部会長から自ら編んだという月桂樹の冠が石丸さんとあらたにさんにプレゼントされまし。

ギリシャから・？？？取り寄せた月桂樹の冠をお二人に被せて会場はまたまた盛り上がりました。

ユーモアたっぷりの会長さんでした。



最後にあらたに葉子さんの生歌にあわせて
皆さんも一緒にステージにあがり踊りました。

　

所沢織物文化研究会事務局の青木雄二郎さんの挨拶で幕を閉じました

青木さんは「私たちはＣＤ化だけが目的ではなく、所沢の誇るべき文化を若者に引き継いでもらおうと活動しています。
今回ＣＤ化しましたが、この曲が大勢の市民に親しまれ、歌われ、演奏され、楽しく踊られること、
所沢の織物文化に対する市民の理解がますます深まることを切望しています」と挨拶されました。

　動画でご覧下さい
歌が聴け、踊りも見られます。


CDご希望の方は下記のお店でお求め下さい。

「ところざわ こうた 2004」　　取扱店

1）東京堂時計店 所沢市元町（フォーラスタワー東、ローソン向かい）　TEL04-2922-2871
2）半田屋時計店 所沢市東町（ダイエー向かい）　TEL04-2922-2336
３）喫茶グリーン　ファルマン交差点前　TEL　04-2922-4081

＜目的＞
所沢織物文化研究会は、湖月縮をはじめとする高級な織物を生産して全国に名を馳せた
所沢織物文化の輝かしい足跡について学び、
この時代の資料や物語を市民の誇りとして末永く継承するために活動しています。

＜運営方針＞
本会は下記のの方針のもとに運営します。
�@　所沢の文化向上に貢献する。
�A　文化を仲立ちに、会員一人ひとりが心豊かな生活を構築する。
�B　一人ひとりの自由と個性を尊重する。
�C　会員の知恵と助け合いで運営する。

＜活動＞
本会は、会の目的を達成するため、下記の種類の活動を行います。
�@研究実習　�A資料収集　�B学集会・見学会　�C書籍・CD・の製作発行　�D講演会・講習会
�E各種イベントの開催・参加　�Fその他、市民に対する普及活動等


会員を募集しています。

所沢織物文化研究会　会長　越坂部三郎

事務局　３５９−１１１６　所沢市東町９−９　青木雄二郎　方
TEL/FAX　０４−２９２５−３４５０
e-mail: aokiy@cb.mbn.or.jp